放射性ヨウ素が野菜、水、牛乳などから検出された
とのニュースが流れた時、おそらくは……と
恐れていたことが、起きました。
母乳から、放射性ヨウ素が検出されました。
「母乳調査・母子支援ネットワーク」という市民団体が、
千葉県柏市内に住んでいる女性の母乳を民間の放射線測定会社で
分析検査したところ、1キログラム当たり36・3ベクレルの
放射性ヨウ素を検出したとのことです。
他にも茨城県守谷市、茨城県つくば市の複数の女性からも、
微量ながら放射性物質が検出。
一方、宮城県白石市、福島市、福島県棚倉町、
茨城県つくばみらい市の4人からは、
検出されなかったとのこと。
厚生労働省は、水道水関しては、
放射性ヨウ素が1キログラム当たり100ベクレルを超える場合は、
乳児に摂取させないよう求めていました。
母乳から検出された値は、これを下回っていますが、
お母さんとしては気になる所。
お子さんに飲ませる水はもちろん、
自分が飲む水、食べ物から、
なるべく放射性物質をとらないよう、
心がけていらっしゃるとは思います。
国が守ってくれないのであれば、
自衛するしかありません。
政府は、母乳に関して放射性物質に関する基準は
公開していないようですが、
市民団体だけに任せるのではなく、
国として調査を行い、対策をたててほしいですね。
《【マスコミ関係者の皆様へ】汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます》
http://hairoaction.com/?p=306